備中松山城は、高梁市にあります。高梁市は盆地で雲霧が発生しやすいため、雲霧が発生する朝に、高所にある備中松山城は夢幻的な雲海の上にそびえ立つことから、天空の城とも呼ばれています。
しかし、雲海は毎日見られるわけではなく、運に左右されます。皆さんが無駄足にならないように、事前にウェブサイトを確認することをお勧めします。このウェブサイトでは、毎週土曜日と日曜日の雲海の発生確率が発表されます。
https://www.mitsubishi-motors.co.jp/special/weekend-explorer/unkai/18.html
私は、82%の確率で雲海が出現する日を選んで訪れました。朝の6時半に到着しましたが、その名を聞きつけて訪れた人々が次々とやってきていました。時間がまだ早いため、太陽は昇っておらず、空は明け方のピンク色で、一層夢幻的な雰囲気を醸し出していました。この美しい景色を見て、私は驚きと感動のあまり目を見張りました。周囲からは美しすぎる、息をのむほど美しいという声が絶えませんでした。みんなが声を潜めて話すのは、この静寂で神聖な美しさを邪魔したくないからでしょう。私は感嘆せざるを得ませんでした。このような美しい場所は、きっと仙境なのでしょう。
これは備中松山城の展望台です。各階をぜひ訪れてみてください。滅多に来ることがない機会ですので、さまざまな角度から写真を撮ることをお勧めします。
太陽が昇るにつれて、空の下の備中松山城は太陽の残光で魅力的です。
没頭して1時間、美しく夢幻的な天空の城を満喫しました。展望台を後にして、備中松山城の本城にやってきました。松山城の駐車場のそばから、山に向かうバスが運行しています。バスに乗って、備中松山城を見に行きましょう。
バスを降りると、備中松山城まで徒歩700メートルです。苦労して登り詰め、備中松山城の麓に到着しました。入口には目立つ赤い紅葉の大きなイロハモミジがあります。この季節は紅葉も楽しめます。一石二鳥ですね。
備中松山城の麓にある石垣から下を見ると、霧の中に高梁市の全景が見えます。まるで絵画のような風景ですね。
この景色が目に飛び込んできた時、古代の人々がどのようにしてこんな高い山の上にこのような城を建てたのか、思わず感嘆してしまいます。
城に入ると、有名な備中松山城の「猫城主」であるさんじゅーろーに出会いました。これまではテレビで見ていた存在でしたが、今回は実際に目にすることができました。
もちろん、さんじゅーろーを撮るだけでなく、私も思い出の写真を撮りました。
備中松山城は3階建てです。城内に入ると、違う年代の備中松山城の鯱瓦が展示されています。デザインが多少違いますね。
備中松山城の歴史も紹介されていました。備中松山藩の歴史に登場する山田方谷を紹介します。彼は29歳の時、迷いの時期に中国の儒学者である王陽明の『傳習録』を読んで深い影響を受け、その後の藩政改革で大きな成功を収めたと言われています。2021年、日本の大河ドラマ『青天を衝け』で山田方谷の物語が紹介されました。
備中松山城の観光後、高梁市図書館に休憩しに行きました。
この建物は、2階から4階が図書館になっています。図書館のほかにも、土産店やカフェなどがあります。
登山後の疲れを、この快適な環境で癒すのは良いと思いませんか。
最後に、高梁市のお土産を手に入れ、楽しい旅を終えましょう。
記者 | Cherry |
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