岡山県国際交流協会では、岡山県における国際交流・国際協力・国際貢献などを推進するため、幅広く事業を展開しています。
事業紹介
Ⅰ. 国際交流に関する事業
海外移住者関係団体活動支援事業 | 海外移住者の交流、又は移住者等と県民及び県内に在住する移住者等の家族との交流に貢献している関係団体に対し、活動を支援する。 |
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海外技術研修員等ネットワークづくり | 帰国後の研修員等と連絡を保ち、会報誌やインターネット等を通じて情報の提供と収集を図り、情報と交流のネットワークづくりを目指す。 |
留学生と県民との交流会 | 留学生による自国紹介を通じて、県民と留学生が交流を深める。 [開 催] 1回 |
留学生等による国際理解学習支援プログラム | 小学校側が企画したプログラムに適した留学生等を講師として派遣し、自国紹介、自国の歌、ゲーム等を児童に紹介し交流する。 [開 催] 7月~令和6年1月(5校程度) |
ワールドエクササイズ | 県民と県内在住外国人を募り、専門の講師や留学生等講師のもと、日本と世界の体操やストレッチ、踊りなどを体験し、身体を動かして交流すると同時に、文化や生活習慣へ理解を深める。 [開 催]秋頃(予定) |
外国人コンシェルジュによる愉しい居場所づくり事業 | 留学生等をセンターにコンシェルジュとして配置し、窓口対応や事業計画・実施等を担当させることにより、センターが外国人や県民、特に若者の愉しい居場所となるとともに、協会にもダイバーシティの風を入れることを目指す。 合わせて、彼らのサポート役を担うコーディネーター等を配置し、事業の実効性を上げる体制を設ける。 |
Ⅱ. 国際協力・貢献に関する事業
国際貢献ローカル・トゥ・ローカル技術移転事業 | 開発途上国等の有能な青年を技術研修員として受け入れ、必要な技術の習得、県民との交流を通じて、研修員の出身国の発展に寄与する人材を育成するとともに、岡山県との友好親善を図る。県委託事業。 ※令和5年度は中止 |
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国際貢献 NGO フェア | 県内の国際貢献活動を行うNGOの活動内容をリレー方式で紹介するパネル展示やNGOの企画によるセミナー等を開催する。 [開 催]令和6年1~2月(予定) [共 催]特定非営利活動法人岡山県国際団体協議会(COINN) |
国際貢献・協力セミナー | 特定非営利活動法人岡山県国際団体協議会(COINN)、岡山発国際貢献推進協議会との共催で、主として海外で活動しているNGO団体の活動報告会や講演会、セミナーなどを開催する。 [開 催]10月(おかやま国際貢献月間に開催) [対 象]一般県民 ※講師謝礼と講師謝礼を除く事業費の半額は岡山発国際貢献推進協議会が負担予定 |
Ⅲ.国際理解に関する事業
英語で話そう | 楽しみながら生きた英語に触れることで、異文化への関心や国際理解を深める。 [開 催]8月 [内 容]講師から異文化理解や英語力の向上に役立つ話等を聞くとともにワークショップや交流等を通じて英会話を楽しむ。 |
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地球市民講座 | 注目すべき国・地域や、地球規模の課題などを取り上げ、有識者等による講演を行い、世界の現状を学び、理解を深める。 [開 催] 11月(予定) |
外国語講座 |
中国出身留学生を講師とし、中国語学習希望者に学習の機会を提供する。 [講 座] 5 講座(入門、初級、中級A、中級B、中級C)、各週 1 回開催 [共 催] 岡山県華僑華人総会 インドネシア出身留学生を講師とし、インドネシア語学習希望者に学習の機会を提供する。 [講 座] 2 講座(初級、中級)、各週 1 回開催 [共 催] 岡山インドネシア友好協会 県民に韓国語の学習機会を提供し、学習者の韓国語の習得を促進するとともに、韓国の生活・文化全般への理解を深める。 [開 催] 入門:5月17日~令和6年3月1日〔第1・3水曜日〕 初級:5月10日~令和6年3月8日〔第2・4水曜日〕 中級:5月12日~令和6年3月10日〔第1・3金曜日〕 会話:5月19日~令和6年3月3日〔第2・4金曜日〕 |
国際理解学習プラン講師派遣事業 | 学校からの依頼を受け、専門的知識と国際経験を有する県内の NGO 団体を講師として派遣する。 [派遣期間]9月~令和6年2月 [対 象] 小学校、中学校、高等学校 10校程度(最大 15 校) |
図書資料室の運営 | 図書資料及び国内外の新聞・雑誌・視聴覚資料を収集し、閲覧及び視聴を通じて日本文化、海外事情、語学学習、国際理解等の情報を提供する。特に、国際協力・貢献や NGO 等の分野に重点を置き、真の国際交流の一助となる情報を提供する。 |
親子で遊ぼうーFamily Friendly Event- | 子どもに英語と接する企画を提供し、英語や異文化への理解を深めるため、4歳以上の子どもと親を対象とする英語による絵本の読み聞かせや文化講座等を実施する。 [開催]2回(6月、11月)予定 [対象]子ども(4歳~小学校低学年)とその保護者等 |
Ⅳ.外国人に対する情報提供等に関する事業
情報相談コーナーの運営 | [内 容] 情報提供、一般生活相談 、コピー・ファックスサービス 等 |
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多言語相談事業 | 県内在住の外国人を対象に生活情報の提供及び生活相談を中国語・ポルトガル語・タガログ語・韓国語・ベトナム語の 5 言語で対応する。 [開 催]・中国語・ポルトガル〔月 4 回〕 第1・第3土曜日 9時~13時 第2・第4水曜日 13時~17時 ・ベトナム語〔月 2 回〕 第1・第3土曜日 9時~13時 ・タガログ語〔月 1回〕 第3木曜日 10時~14時 ・韓国語〔月 1回〕 第4水曜日 13時~17時 [研修会など]スキルアップ研修会〔1 回〕 情報交換会〔1回〕 |
外国人のための無料法律相談 | 県内在住の外国人を対象に、岡山弁護士会所属の弁護士による無料法律相談を開催し、様々な法律に関わる相談に対応する。 [開 催]5月~令和6年3月 毎月第 3 土曜日 10 時~13 時 |
行政書士による出入国手続き等相談事業 | 行政書士の NGO と共催で、外国人の在留資格や出入国に関する手続き等についての個別相談を実施する。 [開 催] 第 1・第 3 土曜日 10時~12 時 |
岡山の魅力発信事業 | 県内在住外国人等が取材した「観光」「グルメ」「イベント」「温泉」などのおかやまのイチ押し情報を Web サイト「Welcome to OKAYAMA 晴れの国おかやまへようこそ」に掲載し、地域資源の魅力を海外へ情報発信し、地域活性化を図る。 [内 容]4言語×2~3記事程度/月 [掲載言語]英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語 |
外国人相談センターの運営 | 在留手続き、雇用、医療、福祉、出産・子育て、教育など、生活に関する相談を面談または電話、メールで随時受付し、適切な情報提供および関連機関への取り次ぎを行う。岡山弁護士会派遣の弁護士による法律相談を月に一度行う。県内市町村その他公的機関等からの要請等に応じて相談員を派遣する。 [開 催]月~土曜日 9時~17時(年末・年始を除く) 法律相談 5月~令和6年3月 毎月第1火曜日 13時~16時 [場 所]岡山国際交流センター 1階 情報相談コーナー、6階相談室 [対応言語]英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、ベトナム語、スペイン語、タイ語、ネパール語、ウクライナ語 他 |
SNSを活用した情報発信事業 | 外国人や若者の主要メディアとなっているSNSを利用して情報収集・発信力を強化するため、キーパーソンとなる団体や個人と「パートナーシップ協定」を結び、連携していくとともに、情報の専門家化からの助言を元にSNSの戦略的活用を検討・実施する。 |
Ⅴ. 多文化共生社会実現に関する事業
日本語講座 | 県内在住外国人に日本語学習の機会を提供し、学習者が岡山の生活に適応することを助ける。また、日本語講座を通して岡山及び日本に対する理解を深めてもらう。 [講 座]入門~中級(火~土曜日) |
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日本語ボランティアスキルアップ事業 | 日本語ボランティア活動者を対象に研修会を実施する。 [開 催] 12 月(予定) |
日本語教室開設・活動支援事業 | 日本語ボランティア活動に意欲があるグループ又は個人で新しく日本語教室を開設する場合、及び既存の日本語教室の質的向上や拡充に資する事業を支援する。 [対 象]新規に日本語ボランティア教室を開設するグループ又は個人 既存の日本語教室の拡充やレベルアップ等を図る団体又は個人 |
多文化共生マップ | インターネットで提供されている地図情報サービスを利用して、多文化共生に必要な施設や団体等の多言語情報を地図上に掲載し、協会ホームページから一般の利用に供与する。 [提 供 言 語]日本語、英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、ベトナム語 |
日本語学習支援等事業 |
日本語学習リソースコーナーにおいて、日本語学習者及び日本語指導者用教材、資料の購入や貸出し業務を行う。 |
地域共生サポーター養成・研修事業 | 県内在住の外国人のコミュニケーションや生活面の支援を行うボランティアを育成し、「地域共生サポーター」として岡山県に登録する養成講座を行う。また、登録したボランティアを対象に研修会を実施する。 [養成講座・研修会]10月(予定) |
岡山県地域国際化推進団体連絡協議会 | 協議会の構成団体職員を対象に、研修会及び意見交換会を実施する。 [開 催]総会・研修会:7月(予定) [対 象]岡山県地域国際化推進団体連絡協議会 構成16団体及び各市町村職員
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多文化共生コミュニケーションサポーター派遣事業 | 外国人又は医療機関・行政窓口・学校等からの要請を受け、登録者を通訳ボランティアとして派遣し、コミュニケーションのサポートを行う。また、多文化共生コミュニケーションサポーター登録者、新規登録者を対象に、活動に必要な基礎知識、心得、用語などを学ぶ研修等を行い、希望者をサポーターとして登録する。 ・派遣 [期 間]4月~令和6年3月 [対 象]派遣を希望する外国人または医療機関・行政窓口・学校 ・研修会 [開 催]令和6年1月(予定) [対 象]多文化共生コミュニケーションサポーター登録者、新規登録者 |
子ども日本語学習サポーター事業 | 日本語学習支援の必要な児童・生徒等の在籍する小・中学校等又は市町村教育委員会等からの依頼を受けて、協会「子ども日本語学習サポーター」登録者を学校等へ派遣し、日本語の学習支援を行う。また、日本語学習支援が必要な外国人児童生徒等の在籍する学校等への日本語学習支援者として派遣等するボランティアを用紙するための研修会を行う。 ・派遣 [対 象] 派遣を希望する小・中学校等 40~45校 ・研修会 [開 催] 8月(予定) [対 象] 日本語ボランティア経験者及び教職経験者等、協会の子ども日本語サポーター登録者、外国人児童・生徒の日本語指導にあたっている日本語ボランティア等 |
多言語による情報提供事業 | 県内在住外国人が岡山でより快適な生活を過ごせるよう、日常生活に必要な生活情報をホームページに掲載する。 [提 供 言 語]英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、ベトナム語、スペイン語、インドネシア語等 |
日本語教育推進事業 | 県内の日本語教育の現状を調査・把握するとともに、協会と地域間のパイプ役となるコーディネーター人材の養成等を通じた関係機関等との連携強化を図る。合わせて、日本語教室等を通じた外国人住民への情報提供、支援を強化していく。 [内 容]・日本語教室の現状調査 ・日本語教育支援者、関係機関等との連携強化 ・コーディネーター人材の養成 [対 象]県内日本語教室等の教育支援者、日本語教育能力検定合格者、日本語教師用紙講座修了者等のうち、日本語教育を各地域で支えていく意欲のある者 |
地域日本語教育の現状把握等事業 | 地域の日本語教室の活動実態をはじめ、本県の日本語教育の現状や課題を調査するとともに、今後の本県における日本語教育の推進体制の検討などを行う。 [内容]・本県日本語教育の現状把握等 ・地域日本語教育の推進体制の検討 |
日本文化紹介事業 | 在住外国人に日本文化を紹介し、体験してもらう。また、交流会も実施し、日本人との交流も深めてもらう。 [開 催] 9月(予定) [内 容]生け花、交流会など [対 象]外国人及び一般県民 [共 催]一般社団法人 大学女性協会 岡山支部 |
やさしい日本語普及事業 | 災害時等に外国人に情報提供が正しく適切に伝わるよう、どこの国の人にも理解できる「やさしい日本語」について研修を行う。 [開 催] 9月(予定) [対 象]協会ボランティア、日本語ボランティア、学校教諭、多文化共生コミュニケーションサポーター、地域共生サポーター等 |
Ⅵ. NGO・NPO・ボランティアの育成・支援に関する事業
ボランティア登録制度の運営 | 県民が多様な分野のボランティア活動を通して、県内に滞在・在住する外国人の生活支援をするとともに、外国人と県民が相互の豊かな文化・言語・生活習慣等について理解を深めることにより、国際感覚豊かな人づくりの推進・多文化共生社会の実現を図る。 [内 容]通訳・翻訳、ホームステイ・ホームビジット受入、日本文化紹介、外国紹介、協会サポーター、IT、情報相談コーナー、図書資料室、日本語指導 [交 流 会]ボランティア交流会 令和6年2月(予定) |
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災害時多言語支援センター設置事業 | 災害時における外国人被災者の支援活動の拠点として、被災者に多言語による情報を迅速かつ円滑に提供するために、県及び関係機関との連携により災害時多言語支援センターを設置する。 [内 容]・関係機関とのネットワーク構築及び協定書の整備 ・実務者マニュアルの整備 ・必要な物品・備蓄品の整備 ・協会職員のスキルアップ(研修参加等) ・災害時多言語支援センター設置運営訓練 6月(予定) (関係機関職員、ボランティア等対象) |
災害救援専門ボランティア(通訳・翻訳)研修事業 | 災害時における外国人被災者のニーズに的確に対応する体制づくりを目的として、災害時の多言語支援ボランティア登録者の増員とスキルアップを図る。県内自治体との共催により、県内各地域の住民の災害時対応への理解を促進する。 [開 催] 令和6年2月 [内 容]講義等 [共 催 等] 県、県内自治体、国際交流協会等 |
NGO 団体の運営助成事業 | 特定非営利活動法人岡山県国際団体協議会(COINN)に参加している NGO 団体の活動を支援するため、COINN に助成金を交付する。 |
NGO の活性化支援事業 | 県内の NGO 等の行う国際交流・理解・協力活動等に係わる経費の一部を助成する。 |
Ⅶ. 岡山国際交流センターの管理運営
岡山国際交流センター貸会議室利用促進事業 | 岡山国際交流センター貸会議室の利用促進のため、県内外の企業、各種学校、団体等に PR 活動を行い、貸会議室の利用率の向上を図る。 [内 容]・貸会議室PR用パンフレットの修正及び再版 ・ホームページ、SNS関連の新たな利用促進方法の検討、実施 |
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岡山国際交流センターホームページの運用 | トップページを利用して当協会とセンターの事業を紹介するとともに、岡山国際交流センター貸会議室の施設情報や利用方法等を提供する。 |
スタッフ研修制度 | 外国人相談者などに頼りにされる職員を目指すことを目的に、業務内容に応じた専門研修(相談対応スキル、労働関係・出入国関係等)や接遇、情報セキュリティ、SNSなどの各種研修を実施(外部研修の活用を含む)し、資質の向上(スキルアップ)を図る。 |
VIII. 広報・出版事業
会報誌 おかやま国際交流の発行 | 協会の活動や岡山県内の国際交流の様子などを、主に会員に紹介するとともに、広く広報を行う。 [発行回数]年 4 回 [発行部数] 1,500 部 |
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協会ホームページの運用 | ホームページで、協会事業について県民に広報するとともに、外国人が岡山で生活する上で役立つ情報等を提供する。 ・チラシ/申請書ダウンロード ・イベント ・外国人サポート ・日本語/外国語講座 ・ボランティア ・緊急・防災 ・イベント申込/お問い合わせフォーム |
Ⅸ. 会員管理事業
会員募集 | 協会事業について情報提供し、会員獲得を図る。 【正会員、ジャパニーズクラス会員あり】 |
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