2026/06/30

新着図書のご案内(2026年7月)/ LIBRARY NEW ARRIVALS INFORMATION (July 2026)

 

新着図書の中から、主なものをご紹介します。
貸出はしていませんが、室内で自由にお読みいただけます。お気軽にご利用ください。

最新の情報は、下記アドレスから「図書資料室」のページにお入りください。
➡ https://www.opief.or.jp/library/

 

<問合せ>

場 所:岡山国際交流センター 4F図書資料室

開室時間:10:00~17:00

休館日:日曜日、年末年始(12/29~1/3)

連絡先:TEL 086-256-2914 内線2430

 

▶『映画で知る韓国』

韓 光勲/著 四六社/発行 2025年

 

映画は単に見るだけでも面白いが、その国の歴史や社会、文化について知るともっと面白い。
韓国や朝鮮半島について知ることは、日本に住む私たちの社会や文化をよりよく知ることにつながります。
在日コリアン3世の著者が心を込めて選んだ、韓国を深く学びたいあなたのための韓国映画ガイド――30本の映画(26本の韓国映画と、韓国人が登場する4本の日本映画)の解説と、22本のコラムを通して、韓国をまるごと知り尽くしましょう。

 

 

 

 

▶『翔んでベトナム30年 私の肩書は、私』

小松 みゆき/著 Kフリーダム/発行 2025年

 

1947年新潟生まれの著者は、出版社や法律事務所勤務を経て、単身ベトナムの首都ハノイに日本語教師として赴任した。2022年に日本に帰国するまでの30年間、ベトナムで働き、暮らしたのは「そこに私の居場所があったから」と著者は言う。
認知症になった母親を新潟から呼び寄せて一緒に暮らした日々を著したエッセイは、松坂慶子主演で映画『ベトナムの風に吹かれて』になった。
本書は、今それぞれの場所で自分らしく羽ばたこうとしている現代の女性に向けて、人生の先輩が贈るエール。

 

 

▶『イランとアメリカ、そしてイスラエル 「ガザ以後」の中東』

高橋 和夫/著 朝日新聞出版/発行 2026年

 

中東に漂う変動の予感。情勢がシナリオを追い抜いて進行している!
2025年末、イランで大規模な反政府抗議デモが始まった。2026年、イスラエルでは総選挙が行われる。アメリカでは11月に中間選挙がある。核開発をめぐり、トランプは再びイランを攻撃するのか。
いくつかの流れが合流して中東を激動させる。
中東研究の第一人者によるイラン、アメリカ、イスラエルをめぐる変遷史!

 

 

 

 

▶『死ぬまでに観に行きたい世界の有名美術を1冊でめぐる旅』

山上 やすお/著 ダイヤモンド社/発行 2023年

 

博物館学芸員の資格を持ち、1年の半分を海外で暮らす美術旅行添乗員の著者が、世界各国の名画を鑑賞する13日間の旅を案内する。美術には初心者レベルの設定の編集者とのユーモラスな対話形式で書かれ、「絵の見方」「名画の裏話」「美術史」まで、楽しく知ることができる。本書では、名画を収蔵する海外&国内13の美術館をめぐり、54の有名作品が紹介されている。
続編として書かれた『世界の超絶美術を1冊でめぐる旅』(2025年発行)もおすすめ。

 

 

 

 

▶『中村哲対談集 人・水・命』

ぺシャワール会/編 石風社/発行 2025年

 

中村哲医師が2019年12月4日に不慮の死を遂げてから6年が経った。中村医師は、パキスタンのペシャワールを拠点に、ハンセン病診療や無医地区の医療に取り組み、その後、干ばつに苦しむアフガンの人々のための井戸掘削や用水路建設、農業復興などに尽力した。ペシャワール会は今も中村医師の事業を継続し、新たな用水路建設やハンセン病診療再開にも取り組んでいる。
徳永進氏、井上ひさし氏、養老孟司氏など、彼の活動に共鳴した各界の識者の人々10名と中村医師との対談を収録した本書を通じて、中村医師の遺した言葉と、彼の興味深い思索の過程にあらためて触れる。

 

 

 

▶『人新世の「黙示録」』

斎藤 幸平/著 集英社/発行 2026年

 

人新世(ひとしんせい)とは、人類の経済活動が地球を破壊し尽くす時代のこと。気候崩壊によって、世界は恒久欠乏経済に突入した。欠乏から不安が生まれ、その不安がファシズムを呼んでいる。この不安の悪循環を逆回転させ、破局の時代をともに生き抜くためには、どうすればいいのか。その切り札が参加型の計画経済だ。しかし、全体主義にならない計画経済など可能なのか。この矛盾を気鋭の経済思想家が解決し、未来への扉を開いていく。

世界的ベストセラーとなった『人新世の「資本論」』に続く第2弾。

 

 

 

 

▶『わたしの服はどこからきてどこへいくの? 服と人とのサステナブルな関係を考える』

鎌田 亜里紗、マルティンメンド有加/著 晶文社/発行 2026年

 

著者は「多様で、健康的なファッション産業をつくる」をミッションに、サステナブル

ファッションに関する教育やコンサルティング活動を行う一般社団法人の理事2人。
手放した服はどんな運命に? リサイクルされる割合はどのくらい? オーガニック素材は本当によいの? 服の値段はどのくらいだと妥当? サステナブルって、どこまで信用できる?
素材についての知識から、愛着ある服を長く着るコツまで、あなたの疑問に答え、服と人との良い関係を考えます。

 

 

 

 

 

▶『灰色の鎖 PFAS汚染列島』

諸永 裕司/著 文藝春秋/発行 2026年

 

2023年10月、岡山県吉備中央町で明らかになった「円城浄水場における有機フッ素化合物PFOAの暫定目標を超える数値の検出」は、町の人々を揺るがした。全国でもけた違いに高い、目標値の28倍もの濃度が検出されていたのだ。
PFOAを含む有機フッ素化合物は1万種類以上にものぼるとされ、総称してPFASと呼ばれる。全国で次々と汚染が明らかになる発がん性のある化学物質PFAS。だが、国は健康被害を認めない。汚染者の責任も問われない。なぜ日本はPFAS規制に背を向けるのか。つくられた「安全神話」の闇に迫る渾身のルポ。