
新着図書の中から、主なものをご紹介します。
貸出はしていませんが、室内で自由にお読みいただけます。お気軽にご利用ください。
最新の情報は、下記アドレスから「図書資料室」のページにお入りください。
➡ https://www.opief.or.jp/library/
<問合せ>
場 所:岡山国際交流センター 4F図書資料室
開室時間:10:00~17:00
休館日:日曜日、年末年始(12/29~1/3)
連絡先:TEL 086-256-2914 内線2430
▶『希望のチョコレート 「平和」への願いをつくり続けるシリア難民家族の物語』
ジョン・タットリー/著 原書房/発行 2026年
本書は、2012年に内戦ですべてを失ったシリア人一家がレバノンに避難し、その後カナダに移住してチョコレート工場を再建するまでのサクセスストーリー。
2015年、当時のカナダ政府のシリア難民受け入れ政策により、新天地に難民として移住した彼らの奮闘は、地元住民の支援を受けて実を結び、一家が作る「ピース・バイ・チョコレート」はカナダで広く知られるようになった。このハダド家の物語は、ドキュメンタリー映画にもなった。
しかし、この本が書かれた2020年以降、世界情勢は大きく変わり、世界的に反移民感情が高まり、積極的に難民支援を行ってきたカナダでも受け入れ人数を制限する事態になっている。

▶『オマルの日記 ガザの戦火の下で』
オマル・ハマド/著 海と月社/発行 2025年
本書は、イスラエル侵攻下のガザ地区で避難生活を送る29歳の薬剤師、オマル・ハマド氏の「X」への投稿をまとめたもの。
彼が英語で投稿を始めた2024年4月から停戦が成立した2025年1月までのポストの日本語訳が収録されている。
「『名もなき人々』のひとり、オマル・ハマド氏による悲痛な、しかし時に詩のように繊細で美しい文章は、世界の多くの人の心を動かしています。『選んでガザに生まれたわけではない』ひとりの若者の精一杯の声に、どうか耳を傾けていただきたい」(編訳者のことばから)
▶『ポルトガル限界集落日記』
浅井 晶子/著 集英社/発行 2026年
隣の家は山向い。人口10人。言語、文化、人種、完全アウェーのスローライフ!
大都市ベルリンからポルトガルの限界集落にドイツ人の夫と二人で引っ越してきた、ドイツ語翻訳者の浅井さん。
あこがれのスローライフは、シビアな現実の始まりで!?
納豆の自作、修繕しながら暮らす家、オリーブオイルとワインの共同制作―-。
ヨーロッパの片隅から、移民夫婦の異文化生活と世界へのまなざしをお届けします。
▶『アメリカの新右翼 トランプを生み出した思想家たち』
井上 弘貴/著 新潮社/発行 2025年
アメリカを乗っ取った「危険な思想」の正体を明かす!
トランプ政権による国家改造の成否にかかわらず、リベラル・デモクラシーへの不信感は決定的なものとなっている。左右両極の間で起きた思想戦争の内幕を追いながら、テック右派から宗教保守、ネオナチなどの思想家たちが、なぜリベラルな価値観を批判し、社会をどのように作り変えようとしているのか、冷静な筆致で読み解く。
「かつて日本にとってのアメリカは、なんだかんだと批判の対象となりつつも、最後は理想視できる存在だった。そのアメリカが現在、あまりにも巨大な他山の石としてわれわれの前に立ちはだかっている」(著者のことば)
▶『世界の虫を食べてみたい 幻の「ミツツボアリ」と「素数ゼミ」を追い求めて』
吉田 誠/著 緑書房/発行 2025年
「2013年に、国際連合食糧農業機関(FAO)によって昆虫食に関する報告書が発表されてからは、『環境負荷の低減に役立つ昆虫食』として注目を集めつつある。
しかし、忘れてはいけない魅力のひとつは、『食材としての昆虫は、世界中に未知のグルメとして散らばっている』ことだと思う。筆者が世界を巡り、食べてきた昆虫。そして、そこへ至る道のり。その記録を、未開拓グルメ紀行として読んでいただければ幸甚である」(著者「はじめに」より)
※ご注意ください。(おいしい)虫の写真がたくさん載ってます。
▶『忘れられていた日本人 フィリピン残留二世の終わらぬ戦後』
大野 俊/著 高文研/発行 2025年
アジア太平洋戦争で家族を引き裂かれた「二つの祖国」を持つ人々。フィリピンで日本人は軍人・民間人を合わせて51万人以上が犠牲になり、海外で最多の犠牲者を生んだ。フィリピンの残留二世の大方は、戦前の日本人移民の子供たちである。
著者は、新聞記者として、そして大学での研究者として、40年にわたる丹念な取材で、戦後「ハポン」(日本人)と呼ばれ、敵視されながら生きた残留二世の壮絶な人生を追う。
フィリピンの残留二世たちの日本国籍回復への闘い、そして日本に定住した子孫たちの現在。戦後80年を経ても続く、戦争の「後遺症」とその責任を問う渾身の記録。
▶『SHO-TIME 4.0 大谷翔平二刀流復活と連覇の軌跡』
ビル・ブランケット/著 徳間書店/発行 2026年
野球にそれほど詳しくない人でも、アメリカ大リーグのロサンゼルス・ドジャーズによる2024年、2025年のワールドシリーズ連覇と、その中心にいた大谷翔平選手の活躍は、さまざまなメディアの報道により、鮮明に記憶に残っていることだろう。
投手と打者の二刀流復活を遂げ、見事な連覇も達成した大谷翔平。
アメリカの名物番記者が、進化し続ける大谷の2025年の連覇への1年間に迫る。
