2026/03/02

新着図書のご案内(2026年3月)/ LIBRARY NEW ARRIVALS INFORMATION (March 2026)

 

新着図書の中から、主なものをご紹介します。
貸出はしていませんが、室内で自由にお読みいただけます。お気軽にご利用ください。

最新の情報は、下記アドレスから「図書資料室」のページにお入りください。
➡ https://www.opief.or.jp/library/

 

<問合せ>

場 所:岡山国際交流センター 4F図書資料室

開室時間:10:00~17:00

休館日:日曜日、年末年始(12/29~1/3)

連絡先:TEL 086-256-2914 内線2430

 

▶『シリアの家族』

小松 由佳/著 集英社/発行 2025年

 

ドキュメンタリー写真家として、風土に根ざして生きる人々を撮り続ける著者は、シリアの砂漠で総勢70名という大家族の息子と出会い、恋に落ちた。やがて「シリア内戦」に巻き込まれた一家は故郷を追われ、難民として散り散りになってしまう。「シリアの家族」の一員となった著者は、異郷に生きる難民たちの取材を始める。2024年12月、アサド政権の崩壊を機に、多くのシリア難民に転機が訪れた。
シリア難民の妻、二児の母、そして写真家として、安寧の地を探し求める「普通の人々」を描き、第23回開高健ノンフィクション賞を受賞した傑作。

 

 

 

 

▶『ブラッド・コバルト コンゴ人の血がスマートフォンに変わるまで』

シッダルタ・カラ/著 大和書房/発行 2025年

 

本書は、アフリカのコンゴ民主共和国で起きている、レアメタルの一種「コバルト」の採掘における苛烈な労働搾取の実態を丁寧な現地取材によって描き出すノンフィクション。
スマートフォンや電気自動車などに欠かせない充電式リチウムイオン・バッテリーに使われるコバルトは、世界の埋蔵量の半分がコンゴ民主共和国からザンビアにまたがる地域の鉱床にある。そこでは現地の労働者が原始的な方法で採掘を行っているが、低賃金かつ深刻な健康被害を引き起こす危険な現場で働き、児童労働も当たり前のように行われているという。

 

 

 

 

▶『家庭で楽しむペルシャ料理』

レザ・ラハバ、長谷川朝子/著 河出書房新社/発行 2025年

 

ペルシャ料理では、野菜やフルーツが、肉や魚と肩を並べる主役の食材として扱われます。ヨーグルトや豆を使った料理も多く、ヘルシーなおいしさが魅力。また、どの料理にもスパイスとハーブをふんだんに用いますが、刺激的な強い味ではなく、穏やかでやさしく奥深い風味が特徴です。ペルシャ料理は古代ペルシャから続く時間の中で育まれ、それぞれの家庭で受け継がれてきたとても豊かな料理なのです。
「おいしい料理には魔法がある。どんどん広がって人を幸せにする」―ペルシャのエスプリを丸ごと味わってください。

 

 

 

 

▶『あらすじと写真でわかる! はじめての歌舞伎』

利根川 裕/著 世界文化社/発行 2025年

 

「あらすじ」がわかると、歌舞伎は断然おもしろい! 観劇デビューを応援!

基本からツウな観どころまでオールカラー解説。これだけは知っておきたい名作50選。奥深い歌舞伎の沼へ、あなたも是非ご一緒に!

 

同じ出版社から同じシリーズで『あらすじと写真でわかる! はじめての能』(多田富雄監修、2025年)も出版されており、どちらも美しい舞台写真とともに、日本の伝統芸能を深く伝える唯一無二の入門書となっています。

 

 

 

 

▶『図解でわかる14歳から知る世界の格差と資源危機』

インフォビジュアル研究所/著 太田出版/発行 2025年

 

生まれた国が違うだけで、いろいろなことが違ってきてしまう。
複雑な世界の格差の現状と、資源格差の仕組みを、第1部と第2部で多くの図版を通じてビジュアルで理解し、第3部ではその原因と解決策を考えます。
自然がつくった地域差と人間の営みが複雑にからみ合って生み出された世界の格差ー。

SDGsの目標は、誰一人取り残さないこと。大きく開いた格差の溝を埋めるために、私たちに何ができるのでしょうか。

 

 

 

 

▶『ニッポン華僑100万人時代 新中国勢力の台頭で激変する社会』

日本経済新聞取材班/著 KADOKAWA/発行 2025年

 

日本社会を動かす無数の中国人の物語―「我々は日本の中に今、広がる『中国』を可視化することにした。中国人のコミュニティーで暮らす人たちが何を思い、日本社会へどんな影響を与えているかなど、データも多用し、冷静に分析することで日本に不足する情報、材料を補いたいと考えた。(中略)やはり今、チャイナパワーは、猛烈な勢いでこの日本の都市の風景、生活、教育、伝統にまで強い影響を与え、浸透し始めている」「我々は、今後どう備えればいいのか。本書が冷静な議論のきっかけになれば幸いである」(「はじめに」より)

 

 

 

 

 

▶『「一期一会」が断トツ! 世界の日本語学習者が選んだ「一番好きな日本語」とその理由』

大森和夫、大森弘子/著 朝日新聞出版/発行 2025年

 

著者夫妻は、37年間にわたり「世界の日本語学習者との“草の根”の交流活動」を行ってきた。その間、留学生や世界の日本語学習者を対象に「日本語作文コンクール」を計27回主催し、これまでの応募総数は102か国・地域から73,304編に及ぶ。
2025年に行われた第27回日本語作文コンクールでは「一番好きな日本語は、何ですか?」というテーマで募集し、97か国・地域の10,578人から作文が寄せられた。本書では、その中から選ばれた入賞者93人(50か国・地域)の作文を紹介している。