新着図書の中から、主なものをご紹介します。
貸出はしていませんが、室内で自由にお読みいただけます。お気軽にご利用ください。
最新の情報は、下記アドレスから「図書資料室」のページにお入りください。
➡ http://www.opief.or.jp/library/
<問合せ>
場 所:岡山国際交流センター 4F図書資料室
開室時間:10:00~17:00
休館日:日曜日、年末年始(12/29~1/3)
連絡先:TEL 086-256-2914 内線2430
▶『カトマンズに飛ばされて 旅嫌いな僕のアジア10カ国激闘日記』
古舘 佑太郎/著 幻冬舎/発行 2025年
「旅は嫌いだ!」人生初めての過呼吸、27時間の越境バス、ゴキブリまみれの夜行列車、売人とボートレース、山岳地帯でバイク事故、潔癖症のガンジス川沐浴。。。
先輩ミュージシャンからの命令でアジアに放り出された2か月間、感情のままにペンを走らせた。トラブルだらけの一人旅で見つかったのは、思いもよらぬ己の姿だった!
人生に行き詰ったミュージシャンの絶望と再生の物語。
▶『潤日 日本へ大脱出する中国人富裕層を追う』
舛友 雄大/著 東洋経済新報社/発行 2025年
「潤」は、最近中国で流行っている言葉で、さまざまな理由からより良い暮らしを求めて中国を脱出する人々を指す。もともと「儲ける」という意味だが、中国語のローマ字表記であるピンインでRunと書くことから、英語の「run(逃げる)」とダブルミーニングになっている。
「潤日」コミュニティーは、多くの日本人が知らぬ間に、中国や日本、そして世界の変化に応じる形で急速に存在感を増しつつある。
▶『ドイツ人は飾らず・悩まず・さらりと老いる』
サンドラ・ヘフェリン/著 講談社/発行 2025年
ドイツ式幸せな歳の取り方。元気の秘訣はケチケチ活動。「老い支度」より大切なのは「今」。
日本とドイツを知り尽くした人気エッセイストが、本音インタビューをもとに「ドイツ式・老い支度」を綴る。日本の私たちがなかなか気づかない「考えすぎずにさらりと老いるドイツの知恵」が満載。
▶『タクトは踊る 風雲児・小澤征爾の生涯』
中丸 美繪/著 文藝春秋/発行 2025年
”世界のマエストロ”の訃報から1年。長年取材し続けてきた著者が満を持して放つ本格評伝。
”世界のオザワ”は何と闘ってきたのか。ダメでもともと。失敗を失敗としない。恐るべき胆力が彼にはあった。
丹念な取材によって不世出のマエストロの実像に迫る。
▶『やれば出来る 92歳のアイアンマン、世界を駆ける』
稲田 弘/著 徳間書店/発行 2025年
日本男性の健康寿命は平均72歳。「人生100年時代」が叫ばれる中、世界中のメディアからも出演オファーが後を絶たない世界最高齢のアイアンマン稲田弘(いなだひろむ)、92歳。
アスリートとしてだけでなく、健康長寿を体現する「人生の達人」として、テレビでも紹介されているシニアの星が語り尽くす新しい「人生の指南書」。
▶『国境アトラス 世界の壁・移民・紛争の全記録』
デルフィヌ・ババンほか/著 日経ナショナルジオグラフィック/発行 2025年
せめぎあい、揺れ動き、書き換えられる境界線。今、国境が再び注目を集めている。
フランス『ル・モンド』紙のインフォグラフィックス部門が作成した美しく精細な地図を見ながら、地政学と国際安全保障問題のスペシャリストが、世界の成り立ちと紛争、未来を語る。
人々を隔てたり結んだりする境界線がどのように形作られ、その背後にどんな問題があるのかを分かりやすく伝えるユニークな1冊。