2025/04/30

新着図書のご案内(2025年5・6月)/ LIBRARY NEW ARRIVALS INFORMATION (May & June 2025)

 

新着図書の中から、主なものをご紹介します。
貸出はしていませんが、室内で自由にお読みいただけます。お気軽にご利用ください。

最新の情報は、下記アドレスから「図書資料室」のページにお入りください。
➡ http://www.opief.or.jp/library/

 

<問合せ>

場 所:岡山国際交流センター 4F図書資料室

開室時間:10:00~17:00

休館日:日曜日、年末年始(12/29~1/3)

連絡先:TEL 086-256-2914 内線2430

 

▶『キーウで見たロシア・ウクライナ戦争 戦争のある日常を生きる』

平野 高志/著 星海社/発行 2024年

 

ロシア・ウクライナ戦争に関して多様な報道や論考が発表されてきたが、その議論の狭間に、注目されない事実がある。ウクライナ国民が戦争下でどのように生活し、何を感じているかである。そんな「戦争のある日常」について、2008年から現地に暮らすウクライナ国営通信日本版の編集者が包み隠さず語る。
空襲、物資、娯楽、徴兵、復興…過大評価でも過小評価でもない、生活の中にある等身大の戦争を知り、考えるための必読書。

 

▶『ロンドンの片隅で、この世界のモヤモヤに日々クエスチョンしているよ。』

クラーク 志織/著 平凡社/発行 2024年

 

カワイイとフェミニズムは相性が悪い? アイデンティティがはっきり定まらない私は「中途半端な存在」? デモや社会運動に参加するのは「ちょっと変わった人」? 「世の中ってそんなもの」なんてあきらめたくない―
ロンドンに暮らすイラストレーターの著者が、「私の小さなレジスタンスの記録」として、日々の生活で感じるモヤモヤから社会について等身大の目線でつづるイラスト・エッセイ!

 

 

▶『美しくて奥が深い世界遺産 Explore the 50 Marvelous Sites』

世界遺産検定事務局/著 マイナビ出版/発行 2024年

 

世界遺産に”沼る”。
美しいだけじゃない! 知られざるエピソードをクイズでめぐる奥深き世界遺産の旅。
世界遺産検定人気コンテンツを書籍化し、歴史、信仰・宗教から芸術、建築に至るまで、さまざまな分野別に世界遺産の魅力を案内する。

 

 

 

▶『はじめての国宝』

青柳 正規/著 小学館/発行 2025年

 

国宝を入口に、日本美術の楽しい見方を紹介。
子どもの興味を引くテーマを中心に、素材と技法、国宝の保存や修復について取り上げ、日本列島で生まれ大切に受け継がれてきた美術作品の理解を深める。
豊富な画像により国宝250点以上が掲載され、おとなが読んでも楽しい書。

 

 

 

 

▶『庭園日本一 足立美術館の挑戦』

足立 隆則/著 日経BP日本経済新聞出版/発行 2024年

 

2003年から連続日本一の庭園と、横山大観、北大路魯山人など日本美術のコレクション。
日本の風土の美しさ、日本文化の奥深さを世界に向けて発信し続ける足立美術館。
現館長がその改革の軌跡を振り返る。

 

 

 

 

 

▶『「素顔の国際結婚」の今 世代をつなぐ国際家族のリアル』

国際結婚を考える会JAIF/著 明石書店/発行 2024年

 

1980年代に『素顔の国際結婚』を刊行した当事者団体による最新刊。
高齢期を迎えた旧世代の生活課題、新世代の結婚観等を綴る。
コロナ禍で露呈した、複数国籍を認めない日本の国籍法の矛盾等の政策課題も問い、日本における国際結婚の歴史と現在を語る。