Welcome to OKAYAMA

2024/02/29

鬼ノ城 – 歴史と混ざり合う遺産

鬼ノ城は標高400m – 山頂の平坦地に築かれ、吉備地方の古代山城の一つとなっています。

 

では、何のためにこの城が築かれたのでしょうか。

 

伝説によると当時、国民を苦しめた鬼神(温羅という)を退治させるために、大和朝廷(古代日本の最初の統一国家)に吉備津彦命が派遣されました。そして吉備津彦命は、鬼ノ城を基地とする温羅と戦いました。

 

 

 

(鬼ノ城の西門)

鬼ノ城は位置的に最適な地形であり、周辺は険しいですが、そのおかげで遠くまで眺めることができます。この城は2.8kmに渡り、石垣や土を固めた壁に囲まれていましたが、現在残っているのは西門だけです。

 

 

 

驚くことに、昔鬼ノ城から、遠くに船が通る様子を観察することができました。なぜかと言うと、昔の日本の多くの陸地は水没していたため、総社市は海岸の町だったのです。瀬戸内海も戦略的な場所にあると思えなくて、すごく面白く感じます。

 

 

上からの景色を見渡しながら、地方の歴史などについても少しずつ分かってくるのが色々勉強になりました。

 

 

鬼ノ城展望台からの景色

 

山頂まで少し登山しますが、たくさんお年寄りの方がいたので、誰でも登れるはずです。体力にもチャレンジするチャンスです。

 

おばあちゃん達が登る様子

アクセス

JR岡山駅からJR総社駅までJR伯備線で30分くらいかかり、お城までタクシーで行けます。しかし、もっと手頃のオプションは自転車です。総社駅の近くで自転車をレンタルして、鬼ノ城まで乗ることもできます。

記者

カー Kha

トップへ戻る