今月の新着図書の中から、主なものをご紹介します。
貸出はしていませんが、室内で自由にお読みいただけます。お気軽にご利用ください。
最新の情報は、下記アドレスから「図書資料室」のページにお入りください。
➡ http://www.opief.or.jp/library/
<問合せ>
場 所:岡山国際交流センター 4F図書資料室
開室時間:10:00~17:00
休館日:日曜日、年末年始(12/29~1/3)
連絡先:TEL 086-256-2914 内線2430
▶『僕はなぜ一生外国語を学ぶのか』
ロバート・ファウザー/著 クオン/発行 2023年
ソウル大学国語教育科初の外国人教員である著者は、ミシガン大学で日本語・日本文学を専攻した後、韓国語もマスターした。英語と英語教育を韓国と日本のいくつかの大学で教えた後、韓国語教育に転向。
米国に帰国した今も、スペイン語をはじめ、ポルトガル語、中国語、エスペラント語、イタリア語など様々な外国語の学習に情熱を傾け、「言語の巡礼者」と自らを名づけている。彼が説く、外国語を学ぶ楽しさとは?
▶『海外に送り出した社員の命をどう守る? 在るべき企業の海外危機管理』
有坂 錬成/著 ディスカヴァービジネスパブリッシング/発行 2023年
今や海外に出張者や駐在員を派遣する企業は、中小企業でも珍しくない。しかし、ほとんどの国や地域は日本ほど安全ではない。政情不安による治安の悪化に加え、軍事侵攻やテロ、パンデミックの脅威は以前より増している。また、外国で事故や犯罪に巻き込まれたとき、どういう手順で対処すればいいのか。
長年にわたる保険会社の海外勤務で豊富な経験を有する著者が、企業の海外危機管理担当者や経営者があらかじめ想定しておくべき事例や対応シミュレーションを分かりやすく解説。
▶『葬送のお仕事』
井上 理津子/著 解放出版社/発行 2023年
核家族化が進み、家庭で人の死に接する機会が少なくなっている中、葬儀や葬送の仕事は、世の中になくてはならない仕事でありながら、その内容があまり知られておらず、中学生の職業体験の選択肢にも入っていない仕事でもある。
葬儀や葬送の現場で働く人たちへの綿密な取材をもとに、大切な人の「死」と「お見送り」について、そしてこれからの葬儀業界について、中学生以上の若い世代にも理解できるよう、Q&A形式で平易に解説。
▶『困難を抱える女性を支えるQ&A 女性支援法をどう活かすか』
戒能 民江、堀 千鶴子/著 解放出版社/発行 2024年
2024年4月に「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律」(女性支援新法)が施行された。
コロナ禍が社会に与えた影響は大きかったが、とりわけ女性への影響が深刻だった。女性が多い非正規雇用の減少や、ステイホーム下でのDV相談の激増、女性の自殺件数の増加などである。社会の男女格差拡大の是正が進まない中、この新法の施行をきっかけに女性支援のあり方はどう変わっていくべきなのか。
本書は、行政と民間のさまざまな立場の有識者からの報告と提言である。
▶『「そうだ京都、行こう。」の30年』
ウェッジ/編集 ウェッジ/発行 2024年
2023年秋に30年目を迎えた、JR東海の「京都キャンペーン」。テレビCMや駅のポスターなどから、四季折々の美しい写真と軽妙洒脱な名作コピーを79点厳選し、1冊にまとめた。
テレビで旅人として新旧ナレーターを務めた俳優の長塚京三さんと柄本佑さんの特別対談やコピーライターの太田恵美さんのキャンペーン秘話も収録。ページをめくって30年分を堪能しているうちに、また京都に行きたくなる——。そんな気持ちになること間違いなし。
▶『書店員は見た! 本屋さんで起こる小さなドラマ』
森田 めぐみ/著 大和書房/発行 2024年
本屋ですが、よろず人生相談承ります!
「世界一話しかけられやすい」現役書店員さんが、さまざまな悩みや相談を抱えてやってくるお客様にぴったりの本をすすめまくる、笑えて泣けて、そして本屋さんに行きたくなるエッセイを59編収録。
各編の最後にはそれぞれ2冊のおすすめの本や絵本が紹介されていて、今すぐにでも読みたくなります!